柔道の技は、何種類あって、どんな種類があるか分かりますか?
多いし、似たような技がいっぱいあるし全然分かりませんよね。
実は、100種類もの技があり、柔道の選手は100種類の技を使いこなしているのです。
技にも、「投げる技」と「固める技」があり、その中でもさまざまな種類に分かれています。
また受け身や体捌きといった動作もあり、どんな時にどのような動きや技を使用するのかなどを含め技の種類を紹介しています。
技の種類は複雑ですし、数も多いですが、柔道経験者が簡単に説明しています。
柔道の技を身につけたい方や柔道を見て解説ができるようになりたい方などはぜひ記事を読んで欲しいです。
この記事を書いた人
2歳で柔道を始め、大学まで柔道に関わってきました。柔道だけではなくスポーツ全般の記事を書くことが得意です。また、教育関係・医療関係にも携わっています。
柔道の技の種類と数
柔道の技は、「体さばき」「受け身」「投げ技」「固め技」に分かれており、全部で100本の技があると全日本柔道連盟が示しています。
「体さばき」は、全部で8種類あります。
「受け身」は、全部で4種類あります
「投げ技」は全部で68本あり、手技(16本)・腰技(10本)・足技(21本)・真捨身技(5本)・横捨身技(16本)に分かれています。
「固め技」は全部で32本あり、抑込技(10本)・絞技(12本)・関節技(10本)に分かれています。
では、それぞれの技の特徴と、具体的な技の名前を見ていきましょう。
体さばき
柔道において体さばきとは、技をかける時や相手の技を防ぐ時に、自分の体の位置や向きを変える動作のことを言います。
体さばきのコツは、足の裏を畳から離さず移動する「すり足」で移動することです。
足のうらを畳から離すことで、足を相手に取られて投げられやすくなるため、すり足が良いと言われています。
体さばきの種類
- 右前さばき
- 左前さばき
- 右後ろさばき
- 左後ろさばき
- 右前回りさばき
- 左前回りさばき
- 右後ろ回りさばき
- 左後ろ回りさばき
体さばきは、上記の8種類があります。
どの方向に動くかで名前が決まっているのです。
受け身
柔道においての受け身は、技をかけられた時に衝撃を緩和し、自分自身を怪我から守るための技術です。
受け身のコツは、首を起こし、踵とお尻と背中を畳につけ、両腕全体で畳を強く叩きます。頭を守り、体全体で衝撃を緩和するのです。
受け身の種類
- 後ろ受け身
後ろ方向に倒れながら受け身をとる動作 - 前受け身
立った状態から、体の伸ばしたままうつ伏せになる動作 - 横受け身
左右の方向に倒れながら受け身をとる動作 - 前回り受け身
前方向に回転しながら受け身をとる動作
受け身には上記の4種類があります。
受け身は、柔道の基本技であり一番大切な技です。
投げ技
柔道において投げ技とは、相手の体の一部を掴み、相手の体制を崩しながら相当な勢いをつけて、大体あおむけに倒して制する技です。
投げ技はは全部で68本あります。
手技(16本)・腰技(10本)・足技(21本)・真捨身技(5本)・横捨身技(16本)に分かれており、技の種類が一番多いです。
下記で細かく見ていきましょう。
手技
手技とは、腕や手の力を上手に使って、相手を投げる技です。
手技は、16本の技があります。
手技の種類
- 背負投
相手の体を前に引っ張りバランスを崩したところで、自分の右肘を相手の右脇に入れて、肩で背負って前に投げる技 - 一本背負投
相手の体を前に引っ張りバランスを崩したところで、自分の右腕で相手の右腕を抱え込み、肩で背負って前に投げる技 - 背負落
相手の体を前に引っ張り崩したところで、背負って、自分の片膝か両膝を畳に着き、引きながら落として投げる技 - 体落
相手の体を前に引っ張り崩したところで、自分の左足を斜め後ろに持っていき、右足を相手の右足前に踏み出し、相手を腰に乗せて引きながら落として投げる技 - 肩車
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右手で相手の右ももを抱え、右肩から首から左肩に担ぎ上げて投げる技 - 掬投
相手の背後に踏み込んで、両手で相手の両もも抱えて後方に崩し、掬い上げて投げる技。相手の両足の間に手を差し入れ、ももを掬い上げて投げる技 - 帯落
右手で相手の前帯を持ち、引きつけて右後に踏み込んで、左手で相手の腰を抱えて後方に崩し、掬い上げ、落として投げる技 - 浮落
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右前の隅に引き落として投げる技 - 隅落
左足を相手の右足の外側に踏み込んで右後の隅に崩し、押し落として投げる技 - 山嵐
左手で相手の右袖を取り、右手の親指を内側に向けて相手の右横襟を握って前に釣り込んで崩し、右足で相手の右足を払い上げて投げる技 - 帯取返
右手で相手の肩越しに帯を取り、左手で右腕か右足を取り、右膝を相手の両ももの間に入れ釣り上げて右肩越しに投げる技 - 双手刈
両手で相手の両足を外側から抱え、刈って投げる技
朽木倒
片手で相手の片足を内側又は外側から取って引き上げ、後方へ押し、落として投げる技 - 踵返
片手で相手の踵を内側か外側から刈って投げる技 - 内股すかし
相手の内股をすかして投げる技 - 小内返
相手の小内刈をかわして投げる技
腰技
腰技とは、相手を十分に惹きつけて自分の腰に乗せて、一方の足で相手を払い上げて投げる技です。
腰技は、10本あります。
腰技の種類
- 浮腰
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右腕を相手の左脇の下に差し入れて腰を引きつけ、浅く腰にのせ体を捻りながら投げる技 - 大腰
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右腕を相手の左腋の下に入れて腰を抱き寄せ、後ろの腰に乗せて投げる技 - 腰車
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右腕で相手の首を抱え、腰を深く入れて、回転させながら投げる技 - 釣込腰
相手の体を前に引っ張り崩したところで、釣り込んで後ろ腰に乗せて投げる技 - 袖釣込腰
相手の体を前に引っ張り崩したところで、袖を釣り込んで後ろ腰に乗せて投げる技 - 払い腰
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右後ろの腰に乗せ、右足で払い上げて投げる技 - 釣腰
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右手で相手の後ろの帯を持って釣り寄せ、後ろ腰に乗せて投げる技 - 跳腰
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右後ろ腰と右足で跳ね上げて投げる技 - 移腰
相手の投技に応じて腰を抱え上げ、後ろの腰に乗せて投げる技 - 後腰
相手の投技に応じて相手の腰を抱え上げ、すぐ下に落として投げる技
足技
足技とは、相手の足を刈るようにして倒す、掛けて崩す、払って投げる、自分の足を支えにして相手を投げる、蹴り上げて一気に投げるなど、足先を起点として行なう技です。
足技は、21本あります。
足技の種類
- 出足払
相手が右足を踏み出して体重を乗せた瞬間、左足で払って投げる技 - 膝車
相手の体を前に引っ張り崩したところで、左足で相手の右膝を支え、回転させながら投げる技 - 支釣込足
相手の体を前に引っ張り釣り込んで崩したところで、左足で相手の右足首を支えて投げる技 - 大外刈
相手を後ろに崩し、右足で相手の右足を外側から刈って投げる技 - 大内刈
相手を後ろに崩し、右足で相手の左足を内側から刈って投げる技 - 小外刈
相手を後ろに崩し、左足で相手の右足を外側から刈って投げる技 - 小内刈り
相手を後ろに崩し、右足で相手の右足を内側から刈って投げる技 - 送足払
相手を左方向へ行かせ、左足で相手の右足を両足が揃うように払って投げる技 - 内股
相手の体を前に引っ張りバランスを崩したところで、右足の後ろももで相手の内ももを払い上げて投げる技 - 小外掛
相手を後ろに崩し、左足を相手の右足に外側から掛け、体を抜いて投げる技 - 足車
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右足を相手の右膝にあて、回転させてながら投げる技 - 払釣込足
相手を前に引っ張り釣り込んで崩し、左足で相手の右足首を前から払い上げて投げる技 - 大車
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右足を相手の下腹部から両ももの上にあて、回転させながら投げる技 - 大外車
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右足を相手の下腹部から両ももの上にあて、回転させながら投げる技 - 大外落
相手を後ろに崩し、右足を相手の右後ろももの上から下ろし、真下に落として投げる技 - 燕返
相手の足で払う動作をすかし、すかした足で払い返して投げる技 - 大外返
相手の大外刈を刈られた脚で切り返して投げる技 - 大内返
相手の大内刈を刈られた脚で切り返して投げる技 - 跳腰返
相手の跳腰の軸足を足で外側から刈り、掛けて投げる技 - 払腰返
相手の払腰の軸足を足で外側から刈り、掛けて投げる技 - 内股返
相手の内股の軸足を足で外側から刈り、掛けて投げる技
真捨身技
真捨身技とは、相手を前方に浮かし、自分の体を真後ろに捨て、あお向けになりながら、相手を頭越しに投げる技です。
真捨身技は、5本あります。
真捨身技の種類
- 巴投げ
相手の体を前に引っ張り崩したところで、体を仰向けに倒れ、右足裏を相手の下腹部にあて、頭越しに投げる - 隅返
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右手で相手の襟や背部を取って体を引きつけ、体を仰向けに倒れ、右足で相手の左内ももを跳ね上げ、頭越しに投げる技 - 引込返
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右手で相手の後ろ帯を取って体を引きつけ、体を仰向けに倒れ、右足で相手の左内ももを跳ね上げ、頭越しに投げる技 - 俵返
相手の体を前に引っ張り崩したところで、前から背に覆いかぶさって両腕で相手の上体を抱え、体を仰向けに倒し、肩越しに投げる技 - 裏投
相手の投技等に応じ、相手の上体を抱え、体を仰向けに倒し、肩越しに投げる技
横捨身技
横捨身技とは、自らが横に倒れる勢いを利用して、相手を投げる技です。
横捨身技は、16本あります。
横捨身技の種類
- 横落
相手を右側に崩し、左足を相手の右足の外側へ入れ、体を左向きに倒し、引き落としながら投げる技 - 谷落
相手を後ろに崩し、左足を相手の後ろへ入れ、体を左向きに倒し、引き落としながら投げる技 - 跳巻込
跳腰を掛け、右腕で相手の右腕を脇に抱え、巻き込みながら投げる技 - 外巻込
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右腕で相手の右腕を脇に抱え、腰を入れ、巻き込みながら投げる技 - 内巻込
相手の体を前に引っ張り崩したところで、右腕で相手の右腕を抱え、腰を入れ、巻き込みながら投げる技 - 浮技
相手の体を前に引っ張り崩したところで、左足を伸ばして相手の右足の外側へ出して体を左向きに倒し、回転させながら投げる技 - 横分
相手の体を前に引っ張り崩したところで、両足を相手の右足の外側へ踏み込んで体を左向きに倒し、体越しに回転させながら投げる技 - 横車
相手の投げ技に応じ、左手で相手の腰を抱えて前に引っ張り崩したところで、体を捻りながら相手の両足の間に前から右足を入れて左横向きに体を倒し、回転させながら投げる技 - 横掛
相手を右足の小指側に崩し、体を左向きに倒し、左足で相手の右の外側くるぶしを払って投げる技 - 抱分
両手両足を畳に着こうとした相手の体を後から抱え、体を捻り左横向きに倒れ、体越しに投げる技 - 大外巻込
大外刈を掛け、右腕で相手の右腕を脇に抱え、巻き込んで投げる技 - 内股巻込
内股を掛け、右腕で相手の右腕を脇に抱え、巻き込んで投げる技 - 払巻込
払腰を掛け、右腕で相手の右腕を脇に抱え、巻き込んで投げる技 - 小内巻込
相手を後ろに崩し、相手の右足に内側から右足を掛け、体を前方へ倒し、巻き込みながら投げる技 - 蟹挟
相手を後ろに崩し、相手の左側から体を左に開いて右足を相手の下腹部に、左足を相手の両膝裏にあてて体を左横向きに倒し、両脚で挟んで投げる技 - 河津掛
相手を引きよせ、体を左へ向けて右足を相手の左足の内側からからめ、その足を前方に上げながら同体で体を倒して投げる技
固め技
柔道において固め技とは、畳に寝転んだ状態で相手の動きを封じるためにかける寝技です。固め技は全部で32本あります。
抑込技(10本)・絞技(12本)・関節技(10本)に分かれており、生死に関わる技が多いです。
下記で細かく見ていきましょう。
抑込技
抑込技とは、相手に覆い被さり逃げられないようにする技です。
抑込技は、10本あります。
抑込技の種類
- 袈裟固
仰向けの相手の右側から、左腕で相手の右腕を抱え、右手で相手の後ろ襟を握り、右胸で上体を圧して抑え込む技 - 崩袈裟固
仰向けの相手の右側から、左腕で相手の右腕を抱え、右手を相手の左脇に差し入れ、右胸側で上体を圧して抑え込む技 - 後袈裟固
仰向けの相手の右側から、左腰を相手の右側に着けて右腕で相手の右腕を取り、左腕で相手の上体を抱え、左胸側で上体を圧して抑え込む技 - 肩固め
仰向けの相手の右側から、右首と両腕で相手の右腕と首を抱え込み圧して抑え込む技 - 上四方固
仰向けの相手の頭の方から、両手で相手の横帯を握って、胸と腹で上体を圧して抑え込む技 - 崩上四方固
仰向けの相手の頭の方から、両手で相手の横帯を握って、胸と腹で上体を圧して抑え込む技 - 横四方固
仰向けの相手の右側から、右手は相手の股を通して帯又はズボンを握り、左手は相手の首の下を通し左横襟を握って、胸と腹で上体を圧して抑え込む技 - 縦四方固
仰向けの相手に正対し、両腕で相手の右腕と首を抱え、両足で相手の下半身を挟み、胸と腹で上体を圧して抑え込む技 - 浮固
相手の右側から、片腕又は両腕で相手の右腕を抱え、左足を後ろに伸ばし、右足で相手の上体を圧して抑え込む技 - 裏固
仰向けの相手の右側から、右腕で相手の右腕を抱え、左手で相手の足をもち、背中で体を圧して抑え込む技
絞技
絞技とは、相手の首元を腕や足、柔道着の襟で締めて、「参った」を狙ったり、意識を失わせる技です。
に関わるような危ない技で、指や拳・帯・柔道着の裾などで絞める ことや頚椎に対して無理な力を加えることは禁止されています。
絞技は、12本あります。
絞技の種類
- 並十字絞
相手の前から手首を交差させ、両手の親指を内にして横襟を握り、首を圧して絞める技 - 逆十字絞
相手の前から手首を交差させ、両手の指を内にして横襟を握り、腕を引き締めて首を圧して絞める技 - 片十字絞
相手の前から手首を交差させ、左手の指を内にして相手の左横襟を握り、右手の親指を内にして右横襟を握り、左手を引き、右手を押して首を圧して絞める技 - 裸絞
相手の後ろから、柔道衣を利用することなく右前腕を首の前部分にあて、左手をこれに組み合わせて首を圧して絞める技 - 送襟絞
相手の後ろから、右手で相手の首の前を通して左横襟を握り、左手は左脇の下を通して右前襟を握り、右手は右後ろ方向に引き、左手は引き下げ、首を圧して絞める技 - 片羽絞
相手の後ろから、右手で相手の首の前を通して左横襟を握り、左手は相手の左脇の下を通して腕を上に挙げ、体を少し右に開きながら右手は右後ろ方向に引き、左手は右腕の下に突っ込み、首を圧して絞める技 - 片手絞
仰向けの相手の左側から、右手の親指を内にして右横襟を握り、手首で首を圧して絞める技 - 両手絞
相手の前から、親指を内にして、右手で相手の左横襟、左手で右横襟を握り、拳で首を圧して絞める技 - 袖車絞
相手の前から、右前腕を相手の首の前側に、左前腕を首の後側に当てて挟み、左手で右袖口を握り、右手を相手の首の右側へ突っ込んで首を圧して絞める技 - 突込絞
相手の前から、親指を内にして、左手で相手の右前襟を、右手で相手の左前襟を握り、右手を相手の首の右側へ突っ込んで首を圧して絞める技 - 三角絞
首と右脇を両足で挟み、右足を左膝裏に掛けて、三角状にして首を圧して絞める技 - 胴絞
両足で相手の胴を挟み、圧して絞める技
関節技
関節技とは、自分の足や腕、膝を使って相手の肘関節を取り、本来の方向と逆の方へ力をかけ、人間の関節の動きを封じる技です。
ただ、靭帯を損傷して捻挫・脱臼させることも可能な危険な技のため、肘関節以外を攻撃する技は重い傷害の可能性があるため禁止されています。
関節技は、10本あります。
関節技
- 腕緘
仰向けの相手の右側から、左手で相手の左手首を握り、右手で相手の腕の下を通して自分の左手首を握って肘関節を捻る技 - 腕挫十字固
仰向けの相手の右側から、両手で相手の右手首を握り、両ももで上腕を挟んで肘関節を伸ばし圧する技 - 腕挫腕固
仰向けの相手の右側から、首と右肩で相手の左手首を挟み、両手で肘関節を伸ばし圧する技 - 腕挫膝固
相手の前から、左脇で相手の右腕を抱え、左膝で肘関節を押して伸ばし圧する技 - 腕挫腋固
相手の右手首を両手で握り、腕を左脇に挟んで肘関節を伸ばし圧する技 - 腕挫腹固
相手の右側から、右手で相手の右手首を握り、腕をお腹にあて、肘関節を伸ばし圧する技 - 腕挫脚固
うつ伏せの相手の右側から、右足を相手の右腕に引っ掛けて肘関節を伸ばし圧する技 - 腕挫手固
相手の右側から、左腕を相手の右脇の下を通して相手の左前襟を握り、右手で相手の右手首を握って、肘関節を伸ばし圧する技。うつ伏せの相手の手首を片手か両手で握り、後へ回して肘関節を捻る技 - 腕挫三角固
首と右脇を両足で挟み、右足を左膝裏に掛け、三角状に固め、肘関節を捻る技 - 足緘
相手の前から、左足を相手の両足の間を通し、右足を後ろから巻くように前へ出し、相手の下腹部の前へ突っ込み、膝関節を伸ばす技
柔道の技以外の覚えておいたら得する知識
柔道では、重い障害を負う可能性がある技や意識を失わせるような技があります。
それは、固め技の中の絞技、関節技です。
この技は安全上の配慮が行われているため、柔道競技を行っていない人たちは用いない技です。
柔道競技を行っている人でも、関節技は高校生以上しか使うことが許されていません。
また、世界最高峰のオリンピック競技でも禁止されている技があります。
禁止技
- 足緘(関節技)
- 胴絞(絞技)
- 蟹挟(横捨身技)
- 河津掛(横捨身技)
まとめ
この記事では柔道の技の種類を紹介しました。
投げ技は、全部で68本あり、手技・腰技・足技・真捨身技・横捨身技があり、固め技は、全部で32本あり、抑込技・絞技・関節技があります。
そのほかにも、体さばきや受け身があり、細かい技の掛け方や特徴を説明してきました。
この記事を読んで、技の説明ができたり、技をかける動きがわかっていただけたら嬉しいです。
もっと技を詳細に理解したい、柔道をしてみたいと思われた方は、是非教室に通っていただけると光栄です。