【武道をやっている人の5つの特徴】強さと包容力を持つ頼れる存在!

身近にいる人で、強くて優しい人や目つきが鋭くて近寄りがたい人っていませんか?

実は、そのような人は武道をやっているのかもしれません。

心身を鍛え、強さと優しさを兼ね備えた包容力のある武道経験者は、普通の人と違い、本当にかっこいいですよね。

このコラムでは、武道をやってる人の特徴について、5つのポイントで解説します。

あなたも武道を習い、『頼れる強い存在になること』を目指しませんか?

この記事を書いた人

額田善之

少林寺拳法弐段の有段者。
武道の疑問を解決する記事を書くので、ぜひ参考にしてください。
なお、武道だけでなく、旅行や納豆の記事も執筆中。
個人ブログ『納豆ジーン』はこちら

武道をやってる人の特徴

武道経験者の私が武道をやってる人から受ける印象について、以下に解説します。

  • 内面の強さと優しさ、包容力がある
  • 怖いオーラを放っている(見た目の怖さなどが要因)
  • 真面目で負けず嫌いである
  • 自信家である
  • モテる(強いことやブレない心などが要因)

自分もそうですが、チャラさがなく、真面目だなという印象が一番強いかもしれません。

それぞれを詳しく解説しましょう。

内面の強さと優しさや包容力がある

武道をやっている人は、自分を律し、礼儀作法を重んじます。

そのため、強い心と身体だけではなく、相手を受け入れる広い心も持つのです。

では、なぜ武道が内面の強さや優しさ、包容力を持つことにつながるのでしょうか?

武道の精神を守っているから

武道の精神とは、『心身を鍛えて世の中で役に立つ人間になるための心構え』です。

簡単に言うと、以下のようになります。

  • 心身の鍛錬を通じて人格を磨く
  • 技だけでなく、心と身体も含めて、心技体を一体で修行する
  • 規律と礼儀作法を守り、清潔な環境を保って修行する
  • 勝敗にこだわらず、常に節度ある態度で望む
  • 国際的な視野で武道の発展に務める

厳しい修行を通じて、自分への自信を深めつつ、相手への尊敬や感謝の気持ちを持てるようになります。

これが、内面の強さと優しさや包容力として現れるのです。

なお、少林寺拳法は特に武道の精神を大切にしています。関連コラム「少林寺拳法とは?あなたの疑問に有段者の元拳士が分かりやすく解説します!」をご覧ください。

武道の礼節をわきまえているから

武道の礼節とは、『相手や周りに対する礼儀作法』です。

例えば、以下のようになります。

  • 試合や稽古の相手に対峙した際には、まず礼を行い、最後も礼で終わる
  • 試合では、常に節度ある態度で望む(『勝っておごらず、負けて悔やまず』がモットー)
  • 指導に当たっては、人格者として、後輩の指導にあたる

日々の修行を通じて、相手への気配りができるようになります。

これが、優しさや包容力につながるのです。

武道をしている人は怖く見える

武道をしていると、しっかりと状況を把握しようとして怖い顔になることがあります。これは私も自覚していますが、なかなか直らないですね。

どうして、武道をやっている人が怖く見えるのかを以下に説明します。

体格がよいから

武道で、突きや蹴りなどを練習していると、知らず知らずのうちに身体に筋肉がつき、いい身体になります。

特に筋トレをしなくても、胸板が厚くなり、太ももや腕も太くなるため、体格がよくなるのです。

体格のよい男性を見ると、誰でも少し怖いと感じるのは本能のせいでしょう。

目つきが鋭いから

武道経験者には、怪我をしたり、事故にあったりしないように、日頃から周りを警戒するクセがついています。

これは、トラブルから身を守る術なのです。少林寺拳法だと『八方目』の状態といえるでしょう。

そのため、知らず知らずのうちに、眼光が鋭くなってしまいます。

決して、睨んでいる訳でもガンをつけている訳でもありません。

特に、公園などで自分の子どもが怪我しないように、集中して観察しているときになりがちです。

オーラがすごいから

武道経験者は、人に絡まれるのを避けたいという気持ちがあるため、「近寄るな!」「話しかけるな!」「ちょっかいを出すな!」などのオーラを出しがちです。

特に、体格のよい男性の場合、かなり威圧感のあるオーラになるでしょう。

私も面倒くさいのは嫌なので、『話しかけないでオーラ』を出すことはたまにあります。

真面目で負けず嫌いである

武道を続けている人は、しんどくて辛い修行を続けています。つまり、ど根性や強い精神力を持っているのです。

では、『真面目で負けず嫌い』と『武道』がどのように関係するのでしょうか?

欠かさず練習するから

真面目でないと続かないのが武道です。技を覚え、他人よりも演武を上手くやるためには、真面目さと少しの負けず嫌いさが必要となります。

いつも試合に出るから

負けず嫌いの武道家は、とにかく勝ちたい(修行の成果を出したい)、うまくなりたいと考えます。

そのため、2か月に1度は、どこかの試合に出場する人もいるほどです(武道により試合の頻度は異なります)。

技を磨くために努力をするから

修行を続けていけば、昇段して黒帯を締められるようになります。そして、大会でも成績を残せるようになるのです。

真面目さと負けず嫌いさが、武道で日頃の努力を結実させる秘訣といえますね。

自信家である

武道をやっていると、自分に自信がつきます。心身ともに鍛えられることが自信につながるのでしょう。

では、武道をやっている人が自信家であるのは、なぜでしょうか?

修行の成果を出しているから

厳しい修行に耐え、技を磨いていれば、試合でも演武でも好成績が残せます。

つまり、やったことが成果になるのです。

これは、相当に自信がつくでしょう。

自分を確立しているから

自分自身を律し、心も身体も鍛えると、自分の存在を認めることができるようになります。

これが、自己確立であり、誰にも崩せない自分ができあがるのです。

武道を修めて自己確立ができれば、自信につながります。

モテる

武道をやっている人は結構、モテます。上記したように、体格が良く優しいなどの特徴があったり、目つきが鋭い人はクールな印象をあたえるでしょう。

特に、女性だと普段の優しさと厳しさのギャップが男性を虜にしてしまうかもしれません。

なぜ、武道経験者はモテるのでしょうか?

強いから

これは、ケンカや言い争いになった際、とにかく1発で周りを黙らせる強さがあるからでししょう。

武道の経験があることによって、心身ともに強さを兼ね合わせているのです。

ブレないから

どんな誘いや甘言にも左右されない、確固たる自分の考えを持ち、ブレない人はカッコいいですよね。

裏表がなく、自分の意見をきちんと話せる人がモテるのは必然でしょう。

武道で心も身体も鍛えることができる

スポーツは勝ち負けにこだわりやすいことが武道とは異なります。

また、礼儀作法についても、武道の方が厳しいため、スポーツに勝るといえるでしょう。

自分を確立し、心身ともに鍛えたいのであれば、ぜひ武道にチャレンジすることをおすすめします。

武道を修めることで、護身術も学べますし、モテ度アップにつながるでしょう。

また、頼れる強い存在にもなれます。

武道を選ぶ際の参考として、関連コラム「少林寺拳法と空手の違いを徹底解説!習い事におすすめなのはどっち?」もご覧ください。

武道は男性だけでなく、女性や子どもにもおすすめです。

興味がある人は、武道・道場ナビで近くにある道場を検索し、自分に合う武道を見つけましょう。

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