強くなりたい女性におすすめの習い事!日常生活の危険から身を守れるようになろう!

みなさんはどのような場面に立った時に強くなりたいと思いますか?

また、どういうふうに強くなりたいですか?

本記事では、強くなることができる習い事として「武道」を紹介しています。

また、武道を通して身に付く力、武道の各種目の魅力・特性、日常生活場面別に使用する種目を詳しく記載しました。

一緒に武道を趣味にしてみましょう。

ぜひ見ていってください。

この記事を書いた人

森 たまき

2歳で柔道を始め、大学まで柔道に関わってきました。柔道だけではなくスポーツ全般の記事を書くことが得意です。また、教育関係・医療関係にも携わっています。

武道でどんな強さが身につくの?

武道は体が強くなるというイメージがあると思います。

しかし、身体だけではなく精神面も強くなるのです。

記事を読んで、武道でどんな強さが身につくのか、確認していきましょう。

身体的強さ

武道を習うことによって、怪我をしにくい体になります。

なぜ怪我をしにくい体になるかというと、柔軟性がつくからです。

武道の動きは股関節を開いたり、肩関節を大きく使うという柔軟性に特化している部分があります。

柔軟性が身につくと、少々関節を大きく動かしても、痛みを感じることがや関節へのダメージが減ります。

そのため、柔軟性が身につくことによって、怪我をしにくい体になるのです。

また武道を習うことによって、病気にかかりにくくなります。

武道は全身を使って運動する有酸素運動です。体のシェイプアップができ、新陳代謝も向上するため、現在の生活習慣病の最初の症状「肥満」から遠ざかっていきます。

また、体力が向上することで免疫もつき、病気にかかりにくくなります。

以上のことから、身体が強くなります。

精神的強さ

武道を習うことによって、集中力や忍耐力が向上し、礼儀正しさが身につきます。

武道は日本の古くからの伝統であり、伝統を継承するための時間があるため、集中して自分の心と向き合うことも多いです。

そのため、自身の感情コントロール力や精神統一をすることで忍耐力が、礼法や武道の文化から礼儀も身がつきます。

以上のことから、精神面でも強くなれるのです。

武道と呼ばれる各競技の魅力と特徴を解説!!

ここでは、武道を各種目に分けて、メリット・デメリットを紹介していきます。

柔道

柔道は、日本の国技ともいわれていて、オリンピック競技に毎回選ばれ、1対1でお互いに技を掛け合う競技です。

技には、「投げ技」「固め技」「絞め技」「関節技」があります。

柔道のメリット

  • 護身術として役立つ
  • 日本の文化や伝統を学ぶことができる
  • シェイプアップ効果がある
  • 減量するモチベーションになる

柔道の「受け身」は、頭を上げて衝撃を和らげます。

柔道の試合は体重の重さ別に細かく分かれており、目標体重がはっきり決まります。

柔道のデメリット

  • 痛みや衝撃が大きい
  • 怪我をする可能性がある

痛みや衝撃は大きいですが、「受け身」を身につければ緩和できるようになります。
また、柔道は接触が多いスポーツです。靭帯を損傷する可能性も否定はできません。

剣道

剣道とは、日本の武士が剣を使って戦っていた時の名残から競技として発足しており、武道の中で一番日本の歴史を感じる競技です。

「竹刀」という剣をもち1対1で戦う個人戦と、5対5で戦う団体戦があります。

技は、「面」「胴」「小手」があり、試合では、この3つを応用して様々な技を繰り出し、心理的駆け引きを行います。

剣道のメリット

  • 反射神経が身につく
  • 洞察力が身につく

剣道で使用する竹刀は長さが長く、距離感覚が掴みづらいため、相手の体の動きと竹刀の動きを観察して相手に打撃されないよう動きの観察を行います。

また、相手のちょっとした動きやフェイントを観察し「どこに打ってくるのか?」を考えながら自分も動いています。

このような相手の小さな動きも見逃さない取り組みを普段からすることで反射神経や洞察力が身につきます。

剣道のデメリット

  • お金がかかる
  • 竹刀で叩かれる衝撃が大きい

剣道用具は、防具一式・道着・竹刀と揃えるものが多く、一つ一つの値段が高いです。

また、剣道防具をつけていても、頭の上を全力で竹刀で叩かれると痛いと感じます。

防具があるため、怪我は免れますが、痛みは伴うようです。

空手道

競技には、「型」と「組手」があり、「型」は、技を正確に演じる競技です。

「組手」は、1対1で相手と向き合い、実際に技を掛け合う競技です。

技には、「突き」「蹴り」「崩し」があり、「崩し」は相手のバランスを崩す技です。
技を人に当てる「フルコンタクト空手」と、寸止めする空手とがあります。

空手道のメリット

  • 体をシェイプアップできる
  • ストレス発散ができる

空手道は有酸素運動のため、ランニングやウォーキングと同じ効果を期待できます。

また、練習では必ず突きや蹴りをするため、ストレス発散になります。

空手道のデメリット

  • 組手で恐怖を感じることがある
  • 打撲や骨折をすることがある

速いスピードで力のこもったパンチやキックをくらう可能性が高いため、組手を行うときは恐怖を感じる人もいます。

また、練習中に勢いのある攻撃をくらってしまった場合、打撲や骨折につながることがあります。

少林寺拳法

少林寺拳法とは、中国各地で学んだ拳技を再構築し、護身術や社会に役立つ人づくりのために作られた武道です。

技術は、突き・蹴り・受け・かわしなどの「剛法」と、抜き・投げ・固めなどの「柔法」がある。

試合は、二人一組になって行う「演武」と1対1で防具をつけて戦う「運用法」があります。

少林寺拳法のメリット

  • 多くの武道の技が少し身につく

少林寺拳法は空手や柔道の要素が入っているのです。

空手の「突き」や「蹴り」、柔道のような「関節技」や「投げ」が全て合わさり、少林寺拳法を習うだけでそのほかの武道の技が身につきます。

少林寺拳法のデメリット

  • 練習生が少ないから練習ができない。

柔道や剣道空手に比べて、練習生が少ないです。仲間と楽しく練習を行いたい方は、ほかの武道がおすすめです。

合気道

合気道とは、力で制するものではなく、どのような場面でも相手の力に逆らわず、無理のない動きで柔らかく円を描くように相手を制します。腕力に自信のない人や女性でも取り組める武道です。

合気道のメリット

  • 護身術になる
  • シェイプアップ効果
  • ストレス発散効果

合気道は、相手の力に逆らわないため、自分のエネルギーを最小限につかい技を繰り出せます。

また合気道は、全身運動のため、ストレッチ効果やストレス発散効果があります。

合気道のデメリット

  • 練習ができない
  • 合気道がやりたかったら教室に通うしかない

合気道は、相手あっての競技なため、一人で練習ができません。

一人で黙々と練習したい方は、ほかの武道をおすすめします。

日常生活の場面別!おすすめ武道!

日常生活の中には様々な危険が潜んでいます。

武道の各種目が日常生活のどんな時に使えるのか、場面別に見ていきましょう。

交通事故、転落、転倒

車と人が事故に遭ったり高いところから転落したりした時に必要なのは、柔道の「受け身」です。

柔道の受け身は、頭を上げている状態で、手で衝撃を吸収してくれ、大怪我を避けられる可能性が高くなります。

だから交通事故や転倒・転落が起きた時、柔道の「受け身」が自分を守ってくれます。

強盗、空き巣

強盗、空き巣が家に侵入した時に役に立つのは、柔道・空手・少林寺拳法・合気道です。

どの競技も、自分自身を守るために技を繰り出すことができます。

ただ、侵入者が刃物を持っていた時に、相手と物理的距離を取り、命を守ることができるのは剣道です。

剣道は竹刀で距離をとるため、自分自身が怪我をする可能性は低いです。

痴漢

痴漢にあった時に役に立つのは、合気道です。

痴漢に会う場面は電車やバスの中が多いため、人が多い場所では大勢を整えれないことが多いです。

痴漢にあった時、簡単な動きで護身術になる合気道の技を使うと、周りへの迷惑も最小限に抑えられます。

道端でも、何かしながら技をかけることができるため、合気道がおすすめです。

人間関係・ストレス

人間関係・ストレスの役に立つのは、全ての武道の競技です。

武道では、精神を安定させる方法があるため、人間関係で嫌なことがあっても精神コントロールができるようになります。

どの武道の競技も礼節を大切にしており、精神統一をしたり、集中力を高める時間があります。その時間に、自分と向き合い自分の感情をコントロールできるようになります。

また、武道は人と共に練習することが多く、練習相手を尊重し、感謝の心を持って人間関係の構築の仕方を学ぶことができます。

そして、全力で体を動かすため、ストレスの発散になります。

まとめ

ここまでの内容で、武道では何が強くなるのか、武道の種目、日常生活内に潜んでいる危険に役立つ武道を説明してきました。

武道は心も、体も強くなれ、日常生活のちょっとした場面で役立ちます。

また、武道の中でも、それぞれの競技に特徴があり、用途も違います。

この記事を読んで、少しでも「こういうふうに強くなりたいな」「この種目やってみたいな」と思える武道に関わってみてください。

この記事が、皆さんの強くなるきっかけになtたり、行動するきっかけになれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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